Xperia mini

安価に通話はできないものか

 携帯の通話料金には、以前から不満がありました。
便利だとはいえ、それ以上に料金が高すぎるのです。
21円/30秒には、納得がいきません。

 そこで満を持して登場したのが、NTTコミュニケーションの050plusです。
これはIP電話で、データ通信網に乗っかって音声を送るもので、携帯や固定電話に対して電話がかけられるだけでなく、自分自身にも電話番号が割り当てられますので、電話を受けることもできます。
ただし、050で始まる電話番号が普通の090や080と違うところです。
 これまではskypeやVIBERを試してきましたが、通話が途切れてしまったり、電話を受けることができなかったりで使えるものがなかったのです。
今回の050plusは、それらの不満が解消された夢のソフト?で、8円/3分という料金設定も嬉しい限りです。
早速、登録をして利用してみることにします。

 ところが、バッテリーの減り方が中途半端ではありません。
夕方ともなれば、バッテリー切れが起こることもしばしば。
結局、通常はSIMの通話機能で待ち受けていて、こちらから電話をかけたい時だけ050plusを起動するといった使い方をするしかないのでしょうか。
ただし、通常では050plusのアプリケーションが常駐して走っていますので、電話をかけるたびにいちいち起動と停止をしてやらなければなりません。
ちょっと面倒ですが、バッテリー切れ防止のため当面の間は仕方ない処置なのかもしれません。
大容量の互換バッテリーが出るのを、待つしかないようです。

 それともう一つの問題が発生。
以前に述べましたが、b-mobileのtalking FairというSIMカードで検証したのが前述の結果なのですが、別のSIMカードを入れたST15iがもう1台あります。
こちらも同じb-mobileですが、U300という帯域とポート制限のかかったものです。
050plusで使うポートが閉じられているという情報は以前から聞いていたのですが、自宅にVPNサーバを置いてVPN経由で050plusを使うことができないかどうかの実験です。
結果から言えば、U300ではたとえVPNを通しても何故かうまくつながらないのです。
SIMカードVPN起動050plus動作
talking Fairなし
U300なし×
あり×

050plusなら通話料金が安いばかりか、050plus間では無料通話ができるのに、残念な結果になってしまいました。